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神戸の街とサンチカ
2010.03.11 Thursday
今日も神戸へ歯の治療に行ってきました。 これで、渡米までにあともう一度診てもらったら、なんとか落ち着くと確信してます! およそ三年間通った神戸の街。 いつも、新神戸から地下鉄で三宮まで行き、三宮からは、サンチカ(三宮地下街)を歩いて、元町にある歯医者さんへ行きます。 そのサンチカ(三宮地下街)でいつも流れる、テーマソング。 風はい〜ま せいいっぱいに 呼吸をしてる いつだ〜って せいいっぱいに 呼吸をしてる We Love Kobe〜 サンチカ〜♪ だったかな? ばんばひろふみさんが歌っているそうです。 どこか懐かしいメロディーで、 私には、「大震災後、神戸は頑張っているよ〜」と歌っているように聞こえますが。 近頃はついつい口ずさんでしまうようになりました。 「神戸が好きですか?」と聞かれると、よくわかりませんが。嫌いではありませんよ! アトピーが酷い時に通っていた街だから、いつも帽子をかぶって、手袋して、下を向いて、早歩きに通り過ぎた街です。好きとか嫌いとかではなくって、黙って見守ってくれてた街って感じなのかな〜。怪しい人と思われていたかも知れません。 今日もいつものように聞こえてくるサンチカのテーマソング。でもいつもと違い、今までの3年間が走馬灯のようによみがえってきて、もうすぐ終わりと思うと、うるっとなりました。 でも不思議。渡米を目前にして歯の治療もきれいに終わってしまうなんて! やらなければならないレールが、初めから敷かれているような気がします 得点主義と減点主義
2010.01.12 Tuesday
よくアメリカと日本を比較して、アメリカは「得点主義」で、日本は「減点主義」である。特にアメリカで教育を受けてきた子供が日本へ戻ってきた時に、教育方法にそのギャップを感じるなどと言う記事を目にしたことがあります。 そういえば、 私たち夫婦もそんなことを感じたシーンがこれまでたくさんあります。 初めてそんなことを感じたのは、私たちが出会った頃の、こんなことからです。 私とオットは出会ってから5年になります。 出会った頃はほとんど治っていたかと思っていたアトピーでしたが、実は影をひそめていただけで、出会って半年たったころから、また悪化してしまいました。 そして良くならるどころか、どんどん酷くなるばかりで、段々と焦りや不安が出てきて、オットと会うことにも少しずつプレッシャーを感じ始め、こんな私だからきっと私のことを嫌いになっていくだろうという気持ちもあり、意を決して、 「私のアトピーが良くなるまで、会うのを止めよう。」と、オットに言ったことがあります。 (内心、「あ〜もうこれで終わりだ〜。」と、諦め気味で。) するとオットは、 「僕は君と一緒にいて、君を支えていきたい。」と、 「それに誰だって病気になることあるのに、そんなことで一々分かれていたらおかしいよ。はっはっは心配しないで。」と、笑っていました。 正直その時は、オットのこの言葉を素直に信じられませんでした。そして、残念ながら私にはオットの様に虚心で偏見のない(open minded)、物の見方や人への接し方が出来ないことを痛感しました。 オットと出会ってから少しずつ、(私が言うのもなんですが) 「この人は私よりも、私のことが好きなんだな。」と、感じていたことがあります。 私は逆に少しずつ自分がアトピーであることがいやでいやで、どうしても自分を心から好きになれなくなっていきました。 アトピーで酷くなった自分の顔や手や体の表面部分だけを見て、自分自信を嫌になっていく。これって、ある基準を設定してそれに達しない場合マイナスしていく、いわゆる減点主義の考え方だと思います。 でもオットは違っていました。 私の何か優れたところ(something better)、個性的なところ(something unique)を大切にしようと、いつも考えてくれます。そして恥ずかしくなるくらいほめてもくれます。これはまさに得点主義の考え方だと思います。 どちらが嬉しいかと言えば、もちろんオットがしてくれることです。 こうやってオットがありのままの私を受け入れてくれ、私も段々と自分を好きになっていくことができ、同じような喜びを感じてもらいたいと、オットの全てを受け入れる気持ちを持って接するようになりました。 大切なことを教えてくれるオットへは、感謝の気持ちでいっぱいです 私はまだアメリカで生活をしたことも無く、アメリカ人の知人も多くはいないので、アメリカ人はとか、日本人でも、私みたいに心の狭い人、ネガティブな人ばかりではないので、決めつけるわけではありません。 ただ優れた点をたたえ、ありのままを受け入れる、この考え方は、典型的なアメリカ人の生き方、ポジティブシンキングと結びついているのかなと思います。 そんな人たちがいる国、アメリカでもうすぐ生活を送ることをとても喜ばしく思います そして生活の中で彼らのポジティブな考え方、もっともっと学んで行きたいと思います。
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